スマホ脳 アンデシュ・ハンセン著 のご紹介(要約)
今回ご紹介する本は
アンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」
です
オリコン上半期”本”ランキング 2021 BOOKランキング 形態別「新書」
で第一位となったベストセラーです。
娘のスマホを取り上げたくて、読みました。
内容を簡単にご紹介すると
みなさんは、こんな経験をされたことは無いでしょうか?
- 休日にスマホをだらだら眺めていただけなのに、疲れてストレスがたまった
- LINEのメッセージを確認するつもりが、気が付けば芸能ニュースを読んでいた
- 通知が来ているわけでもないのに、Twitterを確認していた。
これらの事象は、人類がスマホなどのテクノロジーに対応できていない
のが原因であって、
スマホやSNSが、人間の脳みその仕組みを巧みに利用し、見るように煽っているから
なのです。
つまり、われわれの意思とは関係なく、気になるようにできているのです。
とにかく、スマホを見ていようと、見てなかろうと、気になって仕方がないのです。
これを読んでいただいている皆さんも、スマホがどこにいるのか、常に把握されているはずです。
それはつまり、常にストレス状態にあるのであり、その結果、睡眠障害やうつ、集中力の低下を引き起こします。
まるで、危険な薬やお酒なみの依存性と危険性があります。
では、どうすれば良いのか、
対策は以下の通りです。
- とにかく距離をとる
- 枕元に置かない
- 集中が必要な作業をするときは、隣の部屋に置く
- 運動する(あらゆる運動はストレスを軽減します)
このような内容が、実験結果を踏まえ、わかりやすく説明されています。
実際自分も家事などを行うときに、スマホを触らなかった結果、作業が早く終わりました。極端に否定することは無いと思いますが、こういうものだと理解したうえで使っていけば良いと思いました。
ちなみに、娘の説得には失敗しました。。。
アンデシュ・ハンセン先生であれば、きっと娘も納得したでしょう。
みなさんも、上手に付き合っていきましょう。
以上、今日はこれまで。
ありがとうございました。
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